呉開乾

【略歴】

台湾生まれ。幼少時より絵画を好み、学生時代に木彫り、化学工業、機械、製図、食品などについて学ぶ。卒業後、アニメーションの基礎訓練を受ける。船員、カメラマン、アニメ監督、イラストレーター、漫画講師、クリエイティブ・イラストレーター、クリエイティブ・ディレクターなど、豊富な経歴を有する。児童向けイラスト集も数冊出版している。

【繪本創作理念】

子供の頃、家の向かいに青々とした稲田が広がっていた。農村の子供の楽しみは農繁期の稲刈りの手伝い、ここから米の世界に対する様々な思いやイメージが広がった。祖父と孫の日常会話から、稲の生態への連想を喚起する。回想とクローズアップ、イマジネーション、オリジナルのカラーイラストでもって、環境の変化の米世界に対する影響についての再考を促す。

【陶芸創作理念】
呉開乾は禾気計画の創作において、陶芸創作過程におけるわら灰の作用を強調する。稲は植物を使う灰釉の中でも焼成をコントロールしにくい素材であり、わら灰を使用すると、焼成具合によって異なる効果が生じる。窯内で燻焼する場合、稲の茎や葉を使用した低温燻焼では、300度から400度の時、作品が黒くなり、表面にわら灰の膜ができる。高温になると、土と融合した結晶が発色し、美しいコーティングを施したような仕上がりになる。このほか、電気窯を使用し、釉薬を塗らない方法や、灰釉で色付けする方法でも、作品を表現し、焼成方法を活かすことができる。

    本計画の展示作品は、ユニークな動物の形と稲と同音の文字を使った命名により、展示への親近感と意義を感じてもらう。最も独特な作品は陶印・磁印で、小さいため、薪窯の最上部で最も強い火で直接焼成して、稲を使った灰釉の最高の色を引き出す。磁土も陶土もそれぞれ特有の味わいがある。会場では、陶印と磁印を実際に使用し、オリジナル作品を創作できる。


【簡歷】

    出生台灣,自幼喜歡繪畫,求學時曾學過木雕、化工、機械、製圖、食品等。畢業後開始接受動畫基礎訓練。曾擔任船員、攝影師、動畫導演、插畫家、卡漫講師、創意畫家、創意總監等,閱歷豐富。作品曾於鶯歌陶瓷博物館、國家文創禮品館等機構展出。

【陶藝創作理念】
吳開乾在禾氣計畫的創作中,強調稻草灰燼在陶土創作過程中的角色。
稻在植物灰釉中是難以掌握燒製的素材,雕塑陶土作品結合稻草灰因燒製形式不同會產生不同效果。整窯薰燒時,用稻草桿葉低溫薰燒,在300度至400度時,作品會被薰黑、並披覆一層稻草灰燼,在高溫時與土融合結晶發色,如同將作品鍍上一件漂亮的外套。另外,使用電窯不上釉或以灰釉上色,也都是表現作品與燒製手法的形式。
本次計畫展示的作品,皆是雕塑動物趣味與以稻禾同音的巧思命名,讓人能更貼近與感受展覽的意義。最特別的作品為陶瓷章,因體積小,可在柴燒窯頭處用最猛的火直接燒製,發揮了稻草灰釉最佳的成色,在瓷土與陶土上皆有不同凡響的表現。展覽現場,觀眾可實際操作陶瓷印章,創造一張張屬於自己的作品。

【繪本創作理念】
回憶兒時住家對面是綠油油的稻田,田邊童趣就是農忙時幫助收割稻米,所以童年心靈上對米世界有著豐盛的情感與想像;期盼藉由故事主角祖孫 二人的生活對話,探討稻米生態的聯想,敘述手法以回憶及特寫觀察、想像故事、創意彩繪,來啟發人們反思環境變遷對米世界的影響性。

 

看吳老師的禾創作品
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